WindowsのIME、文章入力で使えるショートカットキー

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PC

文章の入力をする時に、ショートカットキーを使用すると、入力が早くできて便利です。文章の入力では、1回のキー入力が少なくなるだけで、全体では大きな効果があります。今回は、Windows10で文章入力で便利に使えるショートカットキーを紹介いたします。

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文章入力のキー操作について

文章入力を行う場合は、マウス操作を行わずキー操作だけで行う方が早く入力することができます。また、ショートカットキーを使用して、少ない操作で入力作業を行うことができます。操作の種類には、次のようなものがあります。

  • 入力モードを変更する
  • 入力した文字の変換を行う
  • スペースを入力する
  • 予測入力の候補を選択する
  • カーソルを早く移動する
  • 指定範囲を選択する

文章を入力する場合は、キー操作の回数が少しでも少なくなると、文章全体では大きな成果が出ます。

入力モードを変更する

入力モードを変更するキーは、いくつかあります。カタカナひらがなキーを押せば、必ず日本語入力モードになります。半角/全角キーとCapsLockキーは、押すたびに変わります。使いやすいキーを選択すれば良いと思います。

英語/日本語入力モードを切り替える  半角/全角キー、またはCapsLockキー
日本語入力モードにする        カタカナひらがなキー
全角カタカナモードにする       Shift+カタカナひらがなキー

入力した文字の変換を行う

入力した文字を変換するには、次のキーを使用します。一旦確定した文字でも、選択してキーを押すと再変換できます。

全角ひらがなに変換する  F6、またはCtrl+Uキー
全角カタカナに変換する  F7、またはCtrl+Iキー
半角カタカナに変換する  F8、またはCtrl+Oキー
全角英数字に変換する   F9、またはCtrl+Pキー
半角英数字に変換する   F10、またはCtrl+Tキー

入力した文字を変換    スペースキー、または変換キー
ひらがなを全角カタカナ、半角カタカナに変換する   無変換キー

変換キー、無変換キーは、キーの割り当てをIMEの設定で変更できます。後程、IMEの設定方法を説明しています。

スペースを入力する

スペースキーで空白が入力できますが、選択している入力モードで全角、半角が決まります。入力モードの変更をしなくても、全角、半角のスペースが入力ができます。

全角スペースを入力する  Ctrl+Shift+Spaceキー
半角スペースを入力する  Ctrl+Space、またはShift+Spaceキー

Ctrl+Space、Shift+Spaceは、キーの割り当てをIMEの設定で変更できます。後程、IMEの設定方法を説明しています。

予測入力の候補を選択する

文字を入力すると、予測して候補を表示してくれます。候補から選択するには、Tabキー、または矢印キーを使用します。リストの中にカーソルが移動したらEnterキーで確定します。リストに振られている数字のキーを押しても確定できます。

予測入力

予測入力は、IMEの設定で予測変更を開始する文字数を変更できます。

予測入力の開始文字数

カーソルを移動する

矢印キーで1カーソルずつ移動しなくても、一度に移動ができます。

行の先頭に移動する  Homeキー
行の最後に移動する  Endキー

最初の行の先頭に移動する  Ctrl+Homeキー 
最後の行の最後に移動する  Ctrl+Endキー

※Homeキー、Endキーは、使用するキーボードにより「FN」キーを一緒に押す必要があります。

指定範囲を選択する

選択をしながらカーソルを一度に移動することができます。移動するショートカットに、Shiftキーを追加するだけなので簡単にできます。

選択しながら行の先頭に移動する  Shift+Homeキー
選択しながら行の最後に移動する  Shift+Endキー

選択しながら最初の行の先頭に移動する  Shift+Ctrl+Homeキー
選択しながら最後の行の最後に移動する  Shift+Ctrl+Endキー

※Homeキー、Endキーは、使用するキーボードにより「FN」キーを一緒に押す必要があります。

IMEの設定方法

IMEの設定を変更すれば、キーの割り当てと予測入力の設定を変更することができます。使いやすい設定に変更してみるのも良いと思います。

キーの割り当てを変更する

IMEの設定を変更することで次のキーの割り当てを変更することができます。

無変換キー
変換キー
Ctrl+Space
Shift+Space

タスクバーの右側に表示されている「A」、または「あ」を右クリックして、IMEオプションを開きます。

タスクバーのIME選択

表示されたIMEオプションのメニューから「設定」をクリックします。

IMEオプションのメニュー

IMEの設定が表示されたら、「キーとタッチのカスタマイズ」をクリックします。

IMEの「キーとタッチのカスタマイズ」

「キーとタッチのカスタマイズ」が表示されるので、「各キーに好みの機能を割り当てる」を「オン」に変更します。無変換キー、変換キー、Ctrl+Space、Shift+Spaceの割り当てを変更できます。

IMEの「各キーに好みの機能を割り当てる」

予測入力の設定

予測入力は、予測を開始する文字数や予測入力オフなどの設定ができます。

IMEの設定から「全般」をクリックします。

IMEの「全般」

「全般」が表示されるので、スクロールして「予測入力」を表示します。「予測候補を表示するまでの文字数を選択する」で設定を行います。

予測入力の設定

メニューから、予測を開始する文字数を選択します。予測入力を使用しない場合は、「オフ」を選択します。

予測入力の設定メニュー

まとめ

PCの作業では、文章を入力することが多くあります。少しでも早く入力できると、文章入力の作業が快適になります。ショートカットキーや変換方法で、キーを押す作業が1回少なくなるだけでも効果があります。文章の入力作業では、同じ作業を繰り返すことになるので、全体では大きな時間短縮につながると思います。

読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。

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