Windows10標準メールアプリで、Gmail等のメールアカウント設定している場合、過去のメールが表示されない場合があります。その場合、同期設定を変更することで、表示することができることがあります。Windows10標準メールで、過去のメールを表示する方法を紹介いたします。
表示されない現象について
Windows10標準メールアプリは、複数のメールアカウントを設定して使用することができます。メールアカウントを設定した時に、同期の期間が設定されます。この期間が初期設定では3か月になっています。
3か月以上のメールが表示されない場合は、設定を確認すると良いです。
設定の確認、変更方法は次の手順で行います。
- アカウントを選択する
- 表示したい期間を設定する
同期設定の方法
Windows10標準メールアプリの同期設定の方法は、次の手順となります。説明では、Gmailのアカウントの設定を変更しています。
1.Windows10標準メールアプリのアカウントをクリックします。

2.右側に「アカウントの管理」が表示されるので、変更したいアカウントを選択します。

3.「アカウントの設定」が表示されるので、「メールボックスの同期の設定を変更」をクリックします。

4.次の画面で「メールをダウンロードする期間」を変更します。

設定できる期間は次になります。
・過去3日間
・過去7日間
・過去2週間
・過去1か月
・過去3か月
・指定なし
初期設定で「過去3か月」が設定されているので、「指定なし」に変更します。これで、過去のメールが表示されるようになります。
5.設定を行ったら、「完了」をクリックします。

6.続けて、「保存」をクリックしたら、設定が完了します。

期間の設定について
Windows10標準メールアプリは、この同期設定の期間が細かく指定できます。この期間を「過去3日間」~「指定なし」の期間を指定して使用できます。
期間を上手く利用する
同期設定の表示期間を、「指定なし」に設定すると、全てのメールが表示されます。逆に、期間を指定しておくと、期間前の古いメールは表示されなくなります。
メールを沢山保存している場合は、見たい期間を設定しておくと便利です。新しいメールのみが表示されて、見やすくなることもあります。
毎日のメール受信数や、メールを確認する間隔などの使い方により、期間を選択すると良いです。
期間を短く設定した場合
期間の設定を短くした場合は、しばらく元の期間のメールが表示されます。時間が経つと、指定した期間のメールだけ表示されます。
まとめ
Windows10標準メールアプリで、過去のメールを表示する方法を紹介しました。同期する期間を変更することで、過去のメールが表示できるようになります。また、この同期設定を上手く利用すると、古いメールの表示を切り替えることができるので便利だと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。