OCNメールは、WEBブラウザーから使用することができますが、Windows標準メールからも使用することができます。今回は、Windows10の標準メールからOCNメールを使用する方法を紹介いたします。
標準メールでOCNメールの使用について
OCNメールを、Window10の標準メールで使用するには、「IMAP接続」を設定して使用します。IMAPで設定した場合は、メールの既読状況やフォルダの構成などを常に同期し、どのデバイスでみても同じ状態になります。
このIMAPで設定を行うことで、Window10の標準メールでも、メールの振り分けなども行うことができます。
OCNメールを使用する設定方法
1.Windows10のメールアプリの「アカウント」をクリックします。

2.アカウントの管理が表示されるので、「アカウントの追加」をクリックします。

3.アカウントの追加が表示されるので、「詳細設定」をクリックします。

4.次に「インターネットメール」をクリックします。

5.「インターネットメールアカウント」が表示されるので、項目を設定します。
メールアドレス、ユーザー名、アカウント名には、全てOCNメールのアドレスを設定します。パスワードはOCNメールのパスワードを設定します。

6.スクロールして、残りの項目を設定します。
ここで次のように設定して、IMAPの設定を行います。
・「この名前を使用してメッセージを送信」にメール送信時に使用する名前を設定
・「受信メールサーバー」に「imap.ocn.ne.jp」を設定
・「アカウントの種類」で「IMAP4」を選択
・「メールの送信(SMTP)サーバー」に「smtp.ocn.ne.jp」を設定

8.入力が完了したら、「サインイン」をクリックします。

9.最後に「完了」をクリックして、設定を終了します。

その他の設定
Windows10の標準メールでOCNメールが使用できるようになったら、次の設定を行うと便利に使用することができます。使用方法に合わせて、設定すると良いと思います。
メールの振り分けをする
フィルターを設定すると、振り分けを行うことができます。Windows10の標準メールには振り分け機能が無いので、OCNメール側で設定を行います。こちらで、OCNメールの振り分け方法を説明しています。
メールを自動転送する
自動転送を設定すると、指定したメールアドレスにメールを転送することができます。転送する方法は、条件にあったメールを転送する方法と、全てのメールを転送する方法があります。
こちらで、OCNメールの自動転送の方法を説明しています。
過去のメールを表示する
Windows10の標準メールですが、初期設定では3ヶ月以上前の過去のメールを表示しない設定になっています。過去のメールを表示させたい場合は、設定を変更する必要があります。
こちらで、標準メールで過去のメールを表示させる設定について紹介しています。
まとめ
今回は、Windows10標準メールを使用して、OCNメールを使用する方法を紹介いたしました。Windows10のPCを使用している場合は、 Windows10標準メールを使用してOCNメールを使用すると便利だと思います。WEBブラウザーを開かなくてもメールの確認ができるようになります。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。