Windows10のIMEですが、日本語入力する時に使用します。入力した時に、間違えてしまった場合など再変換することができます。また、ひらがな、カタカナ、ローマ字へ簡単に変換することができます。このIMEで変換を行う時に、便利な使用方法を紹介いたします。
IMEの変換ついて
間違えた変換した文字を、既に確定している場合でも再変換して修正することができます。再入力して変換しなくても、再変換を行った方が早く修正ができます。また、漢字以外にも、キーを押すことで、ひらがな、カタカナ、ローマ字に変換することもできます。
IME で以下の方法を使用すると、便利で早く変換が行えると思います。
- 確定した後に再変換する
-
ひらがな、カタカナに変換する
-
ローマ字に変換する
再変換する方法
確定した後に再変換したい場合は、「変換」キーを押すと再変換が可能になります。
文書の途中の文字を再変換したい場合は、変換したい文字を選択してから「変換」キーを押します。選択はShiftキーを押しながら、矢印キーで選択することができます。そうすると、余計な文字が再変換されずに済みます。
ひらがな、カタカナに変換する方法
入力中に「無変換」キーを押すとひらがな、カタカナに変換することができます。1回押すごとに、ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナにすることができます。
文字を入力していない時に「無変換」キーを押すと、1回押すごとに、ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナに入力モードが切り替わります。タスクバーのIMEの表示を見ると、現在の入力モードを確認することができます。入力中に押すと、モードは切り替わらずに変換だけ行われます。
ひらがな入力

全角カタカナ入力

半角カタカナ入力

また、次のキーでも変換することができます。
ひらがなに変換する F6、またはCtrl+U
全角カタカナに変換する F7、またはCtrl+I
半角カタカナに変換する F8、またはCtrl+O
F6、F7、F8のファンクションキーは、確定した後に再変換でも使用することができます。但し、Ctrl+U、I、Oキーは再変換では使用できません。
ローマ字に変換する方法
次のキーを使用するとローマ字に変換することができます。
全角ローマ字に変換する F9、またはCtrl+P
半角ローマ字に変換する F10、またはCtrl+T
確定した後にローマ字に再変換したい場合は、漢字以外からはF9、F10キーで変換ができます。漢字の場合は、ひらがな、カタカナのどちらかに一度変換して確定してからでないと再変換できません。また、Ctrl+P、Tは再変換では使用できません。
変換キーが使用できない場合
変換キーで再変換、無変換キーで「ひらがな」、「カタカナ」に変換できない場合は設定を確認します。変換キー、無変換キーに違う機能が割り当てられている場合は、設定を変更する必要があります。
タスクバーの「A」、または「あ」を右クリックしてメニューを表示します。次に「設定」をクリックします。

「設定」が表示されたら、「キータッチのカスタマイズ」をクリックします。

「各キーに好みの機能を割り当てる」をオンになっている場合は、オフにすると「無変換」、「変換」キーのデフォルトの設定が有効になり、使用できるようになります。

また、オンにした場合でも、次の設定にすると、使用できるようになります。

まとめ
IMEは日本語入力する場合に使用しますが、再変換や漢字変換以外の変換方法も簡単に行うことができます。文章などの入力時に使用すると、早く入力することができて便利だと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。