「瞬間テキスト」で画像ファイルの文字をテキストにする|認識率を良くする

   当サイトの記事内には広告が含まれています。  
当サイトの記事内には広告が含まれています。
アプリ

PC上に表示される画像ファイルの文字を、簡単にテキスト変換してくれるアプリケーションがあります。手軽に使えて、ちょっとした文章をテキストにするときに便利です。今回は、「瞬間テキスト」について紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

瞬間テキストについて

瞬間テキストのアイコン

「瞬間テキスト」はソースネクストのWEBページから購入して、ダウンロードすることができます。価格も安いので、ちょっとしたテキスト変換したい時には、便利だと思います。

  • テキスト変換に特化したアプリケーションなので、操作が簡単です。
  • 変換後のデータを直ぐに編集できます。
  • 縦書きの文章も認識してくれます。
  • データはテキスト形式(.txt)で保存することができます。

文字の認識率は100%ではないので、誤変換を修整したり、認識率を高くするためには工夫が必要になると思います。また、画像データの状況により、変換できないものもあります。

「瞬間テキスト」の操作について

テキスト変換する

起動すると、使い方の説明が表示されます。「OK」をクリックすると、読み取り状態になります。「次回からこのメッセージは表示しない」にチェックをいれておくと、起動して直ぐに読み取り状態にすることができます。

瞬間テキストの起動画面

以下のカーソルが表示されるので、変換したい文章をドラッグするとテキスト変換されます。

瞬間テキストの選択カーソル

変換された文章が画面に表示されます。続けて変換したい場合は、「読み取り」ボタンをクリックします。

瞬間テキストのテキスト変換した画面

変換後のデータを編集

変換後のデータを直ぐに編集できます。「瞬間テキスト」のウィンドウ上に、変換したテキストが表示されるので、編集が可能です。

縦書きの変換

縦書きの文章も変換してくれます。変換されたテキストは、横書きで表示されます。

データの保存

変換したデータはテキスト形式(.txt)で保存することができます。「保存」ボタンをクリックして、ファイルに保存します。クリップボードに保存されているので、Ctrl+Vで他のアプリケーションに張り付けることもできます。

認識率を良くする

変換の精度が良くないときは、以下の方法で認識が良くなることがあります。私が変換時に対応している方法は以下になります。また、対応しても上手くいかない場合は、「瞬間テキスト」の画面で誤変換を修整しています。

文章を拡大する

文章を拡大すると、認識率が上がると思います。日本語と英語の文章で、次の違いがあります。私の場合は、次のようにして使用しています。

■日本語の場合
漢字では、画数が多いものが誤変換されます。拡大率を上げていくと、正しく認識されるものもあります。拡大しても、他の文字に変換される場合は、変換後に修正します。

誤変換された漢字をみると、似た漢字があったり、隙間が少なく判定が難しそうな漢字が多いと思います。この辺はAIを使用しないと、認識が出来ないのかもしれませんね。逆に拡大しなくても、使用されている漢字により上手く変換できます。

■英語の場合
英語の場合は、日本語に比べて拡大率を大きくして認識させています。英語の文章は、単語の間にスペースが入ります。スペースが認識されず繋がって変換されてしまいます。また、大文字と小文字が逆に変換されることもあります。認識率を上げるために、日本語の場合よりも、拡大率を大きくして認識させています。

設定について

「瞬間テキスト」の設定ですが、「出力」と「環境」の設定ができます。

「出力」では、改行、空白を出力するか、全角か半角で出力するかなどのがあります。すべて「空白もあり」「自動判定」で使用しています。

瞬間テキストの出力設定画面

環境は、チェックを全て外しています。起動時の説明表示と、効果音の設定になります。

瞬間テキストの環境設定画面

まとめ

「瞬間テキスト」は、PCにちょっとしたテキスト変換機能を追加したい時に使うと良いです。価格が安く、起動して直ぐに変換ができます。また、操作が簡単なので、覚える必要が無く直ぐに使えます。PCで文書を入力する時などに、補助機能として使用すると便利だと思います。

読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。

その他の「アプリ」記事