Canonのドキュメントスキャナーを使用していましたが使用できなくなりました。同じような現象が発生した場合、試してみると良いかもしれません。今回は、Canonのドキュメントスキャナーでエラーが出た時のことについて紹介いたします。
スキャナーのエラーについて
Canonのドキュメントスキャナーを使用していて、エラーが発生して使用できなくなりました。使用しているドキュメントスキャナーは大分古いDR-P215という機種になります。
症状としては、ドキュメントスキャナーを起動して取り込もうとすると以下のメッセージが表示されます。
このメッセージの「OK」をクリックしても、同じメッセージが表示され続けてスキャナの取り込みができませんでした。ドライバーとアプリを、ダウンロードして再インストールしても現象は変わりませんでした。
次の方法で、使用できるようになりました。
- ドライバーをアンインストール
-
CaptureOnTouchLiteを起動する
方法としては、プリンターに内蔵されている「CaptureOnTouchLite」というアプリを使用します。
※説明は、Windows11のPCで行っています。
ドライバーのアンインストール
Windowsキー+Xキーを押して、表示されたメニューで「アプリと機能」を選択します。
アプリの一覧に「canon」などを入力してドライバーを表示します。
右側のアイコンをクリックして「アンインストール」を実施します。
CaptureOnTouchLiteの起動
アンインストールが終了したら、PCを再起動します。
次にドキュメントスキャナーの裏側にある「Auto Start」のスイッチをONにします。
続けてドキュメントスキャナーのカバーを開けて、取り込みできる状態にします。
この状態で、エクスプローラーを開くと、「ONTOUCHLITE」が表示されます。
中にある「ONTOUCHLITE.exe」を起動します。
「ONTOUCHLITE」のアプリが起動して取り込みをすることができます。
その他について
ドキュメントスキャナーを使用するときに、簡単に使用するには「ONTOUCHLITE」をスタートメニューに登録すると便利です。
ファイルを選択して右クリックします。
表示されたメニューから「スタートメニューにピン留めする」をクリックします。
スタートメニューに「ONTOUCHLITE」がピン留めされます。
使用するときは、ドキュメントスキャナーのカバーを開けて、ボタンが青く光っている状態にします。
そのあとにスタートメニューのアイコンを選択するとアプリが起動します。
まとめ
今回は、Canonのドキュメントスキャナーが使用できなくなった時に対応したことについて紹介しました。同じような現象が発生する場合は、試してみると良いかもしれません。スキャナーを使用することはできるようになります。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。