IMEを使用して入力を行っていると、思ったとおりに入力ができないことがあります。知らない間に、キーを押し間違えて、入力モードが変わっていたりします。IMEを使用している時に発生する問題の対応方法を紹介いたします。
IMEの誤入力を防ぐ方法について
IMEを使用している時に、キーボードを誤って押してしまい、入力モードが変わってしまうことがあります。
次の現象が発生する場合の対処方法を説明いたします。
- ひらがなが入力されてしまう
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日本語、ローマ字を間違える
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入力した文字が画面左上に表示される
ひらがなが入力されてしまう対応
IMEで日本語をローマ字入力している時に、「A」キーを押したら「a」ではなく、「ち」が入力されることがあります。誤ってキーボードを押してしまい、かな入力モードになっています。
キーボードの「カタカナひらがな／ローマ字」キーに切替が設定されているので、オフにすることができます。
キーボードでかな入力モードにしない設定方法
タスクバーのIMEのアイコン「A」、または「あ」の表示を 右クリックします。表示されたメニューで「設定」をクリックします。
表示された画面で「全般」をクリックします。
次に、「ハードウェアキーボードでかな入力を使う」オフにします。これで、キーボードからかな入力モードにすることができなくなります。
日本語、ローマ字入力を間違える対応
IMEの入力モードは、タスクバーの画面右下のタスクバーの表示で確認することができます。「A」が表示されている場合はローマ字入力で、「あ」が表示されている場合は、日本語入力できる状態になっています。画面の右下なので、少し見ずらいと思います。
日本語、ローマ字入力を間違える場合は、現在の入力モードを見やすくする方法と、モードを切り替えるキーを変更する方法があります。
現在のモードを見やすくする設定方法
IMEツールバーを表示して、見やすい場所に設定すると、現在のモードの確認しやすくなります。
縦に表示することもできます。
IMEのメニューを表示して、「IMEツールバーの表示/非表示」をクリックすると表示することができます。
モードを切り替えるキーを変更する方法
IMEの日本語入力とローマ字入力の切替は、「半角/全角」キー、「CapsLock」キーに割り付いています。キーを押すごとに日本語、ローマ字の入力が切り替わります。
「無変換」キー、「変換」キーを使用すると、日本語、ローマ字の片方のみを割り付けることができます。
IMEのメニューから「設定」をクリックして、次の表示で「キーとタッチのカスタマイズ」をクリックします。
「各キーに好みの機能を割り当てる」を「オン」にして、「無変換キー」を「IME-オフ」、「変換キー」を「IME-オン」に設定します。
この設定を使用すると、必ず押したキーで日本語入力とローマ字入力が変えられるので、間違えが無くなります。
デメリットとしては、「無変換」キー、「変換」キーに割りついていた機能が使用できなくなってしまいます。
入力した文字が画面左上に表示される
IMEの変換が画面の左上に表示されることがあります。
これは入力を行っているアプリケーションからカーソルが外れてしまっている時に発生します。入力を行っているアプリケーションをアクティブ状態にして、カーソルを戻すと正常に入力できるようになります。
簡単な方法としては、Alt＋Tabキーを押して、入力を行っているアプリケーションを選択します。アプリケーションがアクティブになり、IMEの入力が正常に戻ります。
予測入力がおかしい場合
Windows10のIMEの予測入力ですが、文字を入力すると予測して入力する候補を表示してくれます。この予測入力での操作がおかしくなる場合があります。その場合は、入力履歴の消去を行うと改善することがあります。
こちらで、予測入力の詳細な設定方法や入力履歴の消去方法を説明しています。
まとめ
今回は、IMEの誤入力を防ぐ方法について紹介しました。キーボード操作をしていて、誤入力が頻繁に発生する場合は、試してみると良いと思います。使いやすい設定に変更すると、便利だと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。
