Windows11で表示しているウィンドウをマウスで移動しようとしたとき、最大化されることがあります。最大化をさせたくない場合、設定で対応することができます。今回はWindows11でウィンドウが勝手に最大化されるときの対応方法について紹介いたします。
ウインドウの最大化について
Windowsに画面を並べて表示するスナップ機能があります。スナップ機能は、Windowsを選択して、Windowsキー+左右の矢印キーで行うことができます。
表示しているウィンドウを整列する時に便利です。
このスナップ機能ですが、マウス操作でもが有効になっています。マウスでウィンドウを移動したときに、意図しない時に最大化されることがあります。
これを停止したい場合は設定で対応することができます。
設定方法は、次のような方法があります。
- スナップ機能自体を無効にする
-
マウスでのスナップ機能を変更
スナップ機能を使用しない場合は、スナップ機能自体を無効にすることができます。無効にした場合は、キー操作とマウス操作のどちらでも無効になります。
マウスだけ対応したい場合は、マウスの操作だけを無効にすることはできないので、画面の端まで行った時だけスナップするように設定します。
※説明は、Windows11のPCで行っています。
スナップ機能の設定
スナップ機能全体をオフにしたい場合は、次の設定を行います。
Windowsの設定を開きます。
Windowsキー+Iキーを押すと、簡単に起動できます。
画面が表示されたらスクロールして、「マルチタスク」をクリックします。

「ウィンドウのスナップ」を「オフ」にすると、スナップ機能を「オフ」になります。
※スナップ機能を「オフ」にすると、キー操作でのスナップ機能も利かなくなります。

マウスでのスナップ機能の変更
マウスの時だけ、拡大されるのを防ぎたいときは次の設定を行います。「ウィンドウのスナップ」はオンのままにします。
「ウィンドウをドラッグしたときに、画面の端までドラックしなくてもウィンドウをスナップできるようにする」のチェックを外します。このチェックを外すと、画面の端までドラッグしたときだけスナップ機能が有効になります。
![「ウインドウのスナップ」の「ウィンドウをドラッグしたとき...]](https://www.sukosino.com/wp-content/uploads/2022/08/win-maximize-mouse-03.jpg)
その他について
改善しない場合は、マウスの右ボタンの不具合の可能性もあります。ウィンドウのタイトルバーをドラックしたときに、マウスの左ボタンが故障しているとダブルクリックされる場合があります。
その場合は、「マウスのプロパティ」などで設定を変更してみて、マウスの問題か確認することができます。

「ボタンの構成」で左右のボタンを切り替えて確認してみたり、「ダブルクリックの速度」を遅くしてみたりすることができます。
まとめ
今回はWindowsでウィンドウが勝手に最大化されるときの対応方法について紹介しました。マウスでウィンドウを移動したときに、拡大されて困る場合は、設定を変更すると良いです。スナップ機能の項目のチェックを利用すると便利です。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。